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ぽるぱんぶろぐ

顎関節障害と発声のメカニズム

”アダムのリンゴ”のどぼとけ の正体は、前方に突き出す甲状軟骨で、これは、気管への入口である喉頭(こうとう)の前半の壁をなす軟骨です。

喉頭とは声帯ヒダであり、空気が喉頭を通過する際にこのヒダが振動して声が出る仕組みです。

※左右の声帯ヒダの間が「声門」と呼びます。

”ErD(エルブ)の神経点”頸神経叢(そう)が網目状に集まった集合体を示す用語で、耳の裏側よりやや下方にあります。

顎の下あたりにある甲状舌骨筋(ぜっこつきん)のどぼとけ[甲状軟骨]を上げて、鎖骨あたりにある胸骨甲状筋を引き上げ、共同で音の音程を調節します。

このような{声の出る仕組み}を辿っていくだけでも、あちこちの骨と筋肉が結合しているのが分かるでしょう。

顎関節障害は、顎の関節が間違って伸ばされたり,歯ぎしりだったり,噛み合わせのズレだったり,骨の先天性奇形が原因の事もあります。顎だけではなく、そこと繋がっているあちこちの筋肉・骨が原因だったりもするのです。

顎とその周囲の筋肉をほぐして顎の屈筋に対処したり,顎筋の固有感覚の再設定を支援したりする効果が、マッサージには期待できます。

※私自身 勉強を重ねてきた結果、お顔に強い刺激を与える事はお肌にも良くない事を知り、現在は「顔に触れない小顔効果」を目指しております。ただし、もしご希望でしたらお客様のほうからお申し付けくださった場合に限りお顔に触れる施術も行なえます。

一時期,当店でも行なっておりました骨気”コルギ”のような施術で、お客様がお悩みの顎関節症{がくかんせつしょう}を”ほぼ”解消させてしまえた事がありました!

※お客様より「なくなりましたー」というお言葉を頂戴しましたので「解消」と書きましたが、治療を目的とした施術ではないので解消的な効果をお約束できるものではありません。