足裏の土踏まず辺り(指圧している辺り)は三焦(さんしょう)の反射区と言っても間違いではないと思います。
※上焦(心臓の下と胃の上の部分),中焦(胃の中央),下焦(排泄機能で膀胱の上の部分)を総称して三焦と呼びます。
中医学では「気血は経絡を通じて五臓六腑(ごぞうろっぷ)を養う」という教えがありますが、これは、臓器だけではなくて機能,関連する精神活動も指すそうです。
〖五臓〗 ①肝臓 ②心臓 ③脾臓 ④肺 ⑤腎臓
〖六腑〗 ①胆のう ②小腸 ③大腸 ④胃 ⑤膀胱 ⑥三焦
東洋医学では「上の病は下で治せ」という教えがあり、これは、足を大事にして病気を克服しようという考え方だそうです。
〖観趾法〗実際の診断法・治療法
〖足心道(そくしんどう)〗足が健康の中心であるという考え方
{気功・鍼灸などの東洋医学の概念}
一,気血(きけつ)…「気」のこと。”気”とは、生命活動を司る生体エネルギー 二,経絡(けいらく)…全12路線{このうち足だけで6路線もある}ある「経絡」には気血が走っている。 三,経穴(けいけつ)…ツボ。この中で途中にある大事なポイントが「経穴」で、足には70以上ある!
経絡が外果{がいか=外側くるぶし}に対して開いた窓が経穴や反射区なので、身体の変調は経穴,反射区に現れます。気血の流れが滞る(とどこおる)と五臓六腑に異常が生じて、全身に不調が現れてくるようになります。